「北九州市立いのちのたび博物館」は、北九州市八幡東区にあり、市立の歴史博物館、考古博物館、自然史博物館を集めて開館しました。
子供から大人まで楽しみながら自然の歴史や生命のはじまりから現代までの歴史の流れを学べる施設になっています。
このような北九州市立いのちのたび博物館の見どころについてお伝えしていきます!
目次
基本情報
名称:北九州市立いのちのたび博物館
住所:福岡県北九州市八幡東区東田2-4-1
電話番号:093-681-1011
営業時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
定休日:年末年始
毎年6月下旬頃(害虫駆除)
北九州市立いのちのたび博物館の入館料金は?
大人:600円
高校生以上の学生:360円
小・中学生:240円
※わらべの日[毎月第2日曜日]は無料
小学生未満:無料
北九州市立いのちのたび博物館の駐車料金は?
東田博物館ゾーン共同駐車場
普通車
30分/100円(4時間以上は一律800円)
駐車場もかなり広く(300台収容可能)、止めやすいです。
ベビーカー・車椅子貸し出し
1階インフォメーションでベビーカー・車椅子の貸し出しがあります。
●ベビーカーの貸し出し:無料
●車椅子の貸し出し:無料
小さい子供や足腰に不安のある高齢者も遊びに来やすくなりますね。
“恐竜の骨格標本”と“臨場感たっぷりの演出”がおすすめ!!
・アースモール
アースモールは、地球の誕生から古生代にかけての生命の進化の道のりを解説しているコーナーです。
アースモールは動植物標本や実物化石、レプリカなど約4,500点が展示されています。
特に骨格標本は目を引きます。
恐竜の全身骨格標本は約22体あり、陸を生きたもの、水中、空を飛ぶ生き物までそろっています。
アンモナイトの実物化石など触れてもいい展示も随所に用意してあります。
全長2.45mもある古生代のサメの一種オルサカンサスの化石は、標本としては世界最大級のもので、頭の後ろに太い大きな棘があるのが特徴もそのままの躍動感ある姿が化石としてはっきりと残されています。
ホホジロザメの祖先といわれる、カルカロドン・メガロドンの顎のレプリカはインスタ映えなスポットのひとつです。
・エンバイラマ館
骨格標本を観察していると、洞窟のような道が出てきます。奥へ進んでみると…どんどんタイムスリップした感覚になります。
そのまま進んでいくと、今から1億3,000万年前の北九州を再現したジオラマが広がるエンバイラマ館に到着します。
ここは、当時北九州に生息していたと考えられている恐竜のジオラマがリアルに動き、まるで本物の恐竜が目の前にいるような空間になっています。
15分ごとに行われる「ある一夜の様子」は、音と光が織り成す大迫力の演出です。
背後や目の前で恐竜が鳴き声を上げ、臨場感たっぷりで、何度見ても飽きません。
ただし、あまりにリアルすぎて小さいお子さんたちは泣き出してしまうこともしばしば。
ちなみにうちの子供たちは、3人とも大泣きして大変なことになりました(笑)
まるで生きているような動きは、ハリウッド映画のジュ〇シック〇ークそのもの!!
その他の施設は??
・探究館
弥生時代の住居と昭和30年代の住居を原寸大で再現したコーナーです。
弥生時代の住居は、ドングリのアクを抜くための大規模な「水さらし場」が見つかった長野小西田遺跡(小倉南区)をモデルに復元されています。
竪穴住居やドングリの水さらし場など、当時の生活を忠実に再現し、弥生時代の人々の生活様式を、見ることができます。
昭和30年代の住宅は、当時の北九州を代表する生活だった製鉄所の社宅を再現しています。中原住宅をモデルに復元したもので、間取りは玄関・台所と二間の畳の部屋からなっています。
西鉄ライオンズが日本一になった、昭和33年秋の暮らしを音響や映像演出で楽しめます。
・テーマ館
北九州の歴史や文化を紹介しているコーナーです。
国指定重要文化財である重留遺跡出土広形銅矛、日明一本松塚古墳、大興禅寺の仁王像など歴史的価値の高いものが展示されています。
また、吉田初三郎の鳥瞰図や山本作兵衛氏の炭鉱記録画など近代の北九州を現わす資料も展示されています。
イベントや特別展は??
イベント
毎月様々なイベントが企画されています。
夜の博物館を探検できるナイトミュージアムのようなユニークな特別展もあります。
また、学芸員の解説による室内講座が随時開催されています。室内講座は人気企画のため、事前の申し込みが必要となります。
直近で行われる室内講座は「小倉織入門教室」となっています。(3月7日(土):13:30~15:30)
特別展やイベントスケジュールの詳細は公式ホームページで確認してください。
さいごに
北九州市立いのちのたび博物館には、迫力満点の巨大な恐竜の標本や、リアルな古代生物のジオラマなど、インパクト抜群の展示品が数多くあります。
ここで紹介しきれなかったコーナーにも北九州の歴史・文化を学べる場所が随所にあります。
入場料が安く、大人も子供も一日中楽しめると思います。
ただ食事施設がないので持ち込みすることをオススメします。
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